未来予測図 (対面/自然回帰)
《2020/絵画 /ケント紙、アクリルガッシュ、ダンボール、切り絵、ティッシュペーパー》

「キテミテ中之島2020」出品作品のコンセプト

2020年現在、多くの小型の動物型ロボットや人型ロボット等が流通している。その技術が大きく進化した2XXX年、大型の動物型ロボットと生活出来るようになった未来。 家族で動物園に行き、本物の動物と対面した時、皆は何を思うのか。
それから月日は経ちXXXX年、生物はロボットだけになってしまった。亡き人間が残した産物は朽ちたが、緑が生き生きと住処を広げ続けている。そしてロボット動物たちは本来そこで生きていたかのように自然に還っていく。

 

駅から始まるアートイベント「キテミテ中之島2020」への想い

駅という多くの人が利用する公共の場をアートスペースにし、様々なイベントを行うというのは画期的で魅力ある企画だと思います。普段駅という場は家と職場や学校を繰り返し行き来する経由地に過ぎないかもしれません。しかし、この空間で年に1度大きなアートイベントを開催する事で、皆さんに身近かつ刺激ある体験をしてもらえるのではないかと思います。私は少しSFチックな作品を展示させて頂きます。少しでも非日常の刺激を感じて貰えたらなと思います。私は本格的なアート活動をするのはこれが初めてなので、多くの人の目に入る事が嬉しくもありドキドキしています。このイベントを通して参加者全員が心豊かになったらいいなと思います。

 

「キテミテ中之島2020」延期から開催に向け考えたこと

 

 

Profile

1999 三重県生まれ
現在 京都市立芸術大学美術学部デザイン科ビジュアルデザイン専攻2年 京都府在住

【グループ展】

2018 河合塾美術研究所名古屋校塾生作品展/愛知
2020 2019年度京都市立芸術大学作品展/京都

《photo image: モヨウキリン/2018》